舟の右側
地引網出版
キリスト教雑誌 舟の右側

ワイチローの取材日誌

リバイバルジャパン取材日誌

聖書にあることをその通りに

更新日:2009年8月 1日

先日、東京・大久保にあるホーリネス系の韓国教会を取材した。韓国リバイバルミッションで聖霊のバプテスマのミニストリーを導いていたキム・ウヒョン氏が来日してその教会でメッセージをするというので、行ってみたのだ。キム氏は、映像プロデューサーとして一般にもよく知られている人物。

集会の目的は、その教会から若者のミッションチームを関西方面に派遣するということで、決起集会のようなものだった。夏休みで大学生が中心だったと思うが、私が到着した時には前に勢ぞろいして日本語の賛美の練習をしていた。

♪今ーまで あなたーの もえーる あーいに
 気づかずに あゆーんで きーましたー

きまーしたー きまーしたー

と、うまく発音できない部分を何度も繰り返し練習。見ているうちに彼らの思いが伝わってきて、胸が熱くなった。毎年、夏休みなどには何百という韓国の若者が日本に来て宣教をしている。

集会は150人ほどが集まり、キム氏がメッセージをし、その後、聖霊に満たされる時を持った。そして実際に、多くの若者たちが聖霊に満たされて激しく異言を語り始めた。ホーリネスの教会なのに、日本のペンテコステ教会以上だった。またキム氏は、「現在も癒しは起こる、癒しのために祈りなさい」と強調していた。

この集会は、あの使徒行伝のように、聖霊に満たされたのち宣教に派遣されるという、聖書の原則そのままを行っていたわけだ。彼らはこのような聖会を3回持った後、西日本に宣教旅行に出かける。出て行って福音を語り、悪霊を追い出し、病を癒す、そんな現代の使徒行伝が実現するようにと願わされる。確かに、宣教のために勇気と力を求めるとき、神は聖霊のバプテスマを与えてくださる。そのことを改めて確認した。

そして今回の取材を通して、日本の教会や神学校で宣教旅行をするときに何が中心になっているだろうか、と思わされた。賛美やスキットの練習も必要。練られた説教も必要だろう。しかし、聖霊に満たされて福音を語り、悪霊を追い出し、病を癒すという、ダイナミックな聖霊の働きを体験することが何より大切だろうと思う。宣教旅行が恋バナで終わってしまった、なんてことにはならないように…。

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