リバイバルジャパン取材日誌

応援の力

サッカーのワールドカップで日本が予選を突破した。朝から起きて見ていた。

こういうスポーツには応援がつきものだが、果たして応援というものに力があるのか、うるさいだけじゃないか、と思っていた。あのテニスの松岡修造は自らの体験から至るところで熱烈な応援を続けているが、少々暑苦しい。

しかし昨日、ちょうどリバイバル・ジャパンの下版日で最も追いつめられている時だったのだが、あるご夫婦から心のこもった応援をいただいた。犠牲を伴うものだった。とても心に響いて、内側からやる気が湧いて来るのを感じた。相手のことを心から思って応援すると、それは確かに相手に力を与え、厳しい状況を乗り越えさせもする。

世の中には「応援」を必要としている多くの方がいる。クリスチャンも、未信者も。そして応援は、犠牲を払わなければならない。スポーツの応援だと、入場料を払って数時間そのチームのために声をからす。贔屓のチームが勝てば一緒に喜び、負けると翌日まで引きずる。それほど相手と一体化しているということだ。大阪でサラリーマンをしていた頃、大の阪神ファンの同僚が、「阪神ファンにはならんほうがいいですわ。負けるとホンマしんどいです」と言っていた。

キリスト教界の中でも、互いに応援し合う風土が生まれるといい。応援して、共に喜び、共に引きずる関係。本誌も、地域教会の伝道を応援していけると幸いだ。ちょっと暑苦しいか？（笑）