舟の右側
地引網出版
キリスト教雑誌 舟の右側

ワイチローの取材日誌

リバイバルジャパン取材日誌

東日本大震災から1年

更新日:2012年3月12日

先週から引いていた風邪を騙し騙し仕事をしていたら、昨日の礼拝後に体調が悪くなってしまった。そこで午後は、テレビで東日本大震災から1年の特集番組と国が主催する追悼式典を観ていた。

そして、天の父が、この東北の被災地に対して、被災した一人ひとりに対して何をなさりたいのだろうと、思い巡らしていた。やはり、御子イエスがこの地上に遣わされて私たちと共に住んでくださったように、「共に住む」ということなのだろうと思った。

現在、その地に置かれたいくつかの教会がある。牧師と信徒たちは既に被災した人々と共に住んでいる。キリストの御体がそこで痛み、被災した悲しみを共有している。その彼らが主の弟子となって、人々に全人的な癒しと解放をもたらしていく。福音を語っていく。

私たち日本の教会の今後の責任は、まずはその地に置かれた「教会」を支援し、支えていくことなのだろうと思う。そして、志が与えられたクリスチャンを、新たにその地に派遣していくことなのだろうと思う。

また、ヨハネの福音書9章にある、生まれつきの盲人のところから教えられた。ここで弟子たちは、「彼が盲目に生まれついたのは、誰が罪を犯したからですか。この人ですか、その両親ですか。」と神学論争を始めている。過去の罪を探る働きである。震災当初、この津波は神罰かどうか、と私たちが議論していたことと重なる。

しかしイエスは、「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現れるためです。」と未来の神の栄光を語られた。そして、その栄光を顕された。

私たちは過去と現在を見て、「どうして?」と問いたくなる。ネットで議論する。しかし、そこにイエスが来られ、その主のお言葉に私たちが従ったなら、すべてがひっくり返るような神の栄光が顕される。生まれつきのハンディ、その土地のハンディがひっくり返る。

私たちには、この、未来に対する希望がある。

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