舟の右側
地引網出版
キリスト教雑誌 舟の右側

ワイチローの取材日誌

リバイバルジャパン取材日誌

日本の「ガリラヤ」

更新日:2012年4月20日
 
ここ数日、仙台と牡鹿半島の取材に行ってきた。牡鹿は、半島内に小さな漁村が点在し、集落全体が流された場所もある。しかしそこで、ワカメの収穫が行われ、何人ものクリスチャンのボランティアが手伝っていた。
 
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漁師さんも「本当に助かっている」と喜んでいた。写真は、ボランティアを受け入れてくれているカッコイイ漁師さん。
 
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この半島で1年以上にわたって支援活動を続けているのは、栗原聖書バプテスト教会の岸浪牧師。今回、一緒に訪れたある地区では、地区長さんが私たちを家に上げてくださった。今後のボランティアの必要性について話し合っていたら、おもむろに奥さんが一冊のノートを取り出され、「先生、この祈りはどう祈ったらいいんですか?」(方言で)と聞いてこられた。

そこで、岸浪牧師が説明を始めると、奥さんも旦那さんも食い入るように聞いておられた。さらに旦那さんは、「おらも聖書の言葉書いてるぞ」と言って手帳を開き、聖句を読み上げてくださった。地区長なので、地域の寄り合いでは「聖書に...こういう言葉があるぞ」と説明しておられるそうだ。

岸浪牧師はその後、イエス・キリストの十字架の福音を語り始めた。ご夫妻は、うなずきながら、ひと言も聞き漏らさないようにと聞いておられた。私は、目の前で起こっていることが信じられない思いだった。真理に飢え渇く人を久しぶりに見た。

牡鹿半島は、半島内に女川原発もあり、人々が近づきたくない場所でもある。漁師町で、人々の気性も荒い。しかし私は、ここは日本のガリラヤになるのではないか、と感じた。写真は、最後の祈りをする地区長さんご夫妻。左が岸浪牧師。
 
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