リバイバルジャパン取材日誌

捨てにくいもの

マタイ19章16-22節のお金持ちの青年とイエスの会話。十戒は守っていますという青年は「何がまだ欠けているのでしょうか？」と問う。イエスは「あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。……その上で、わたしについて来なさい。」と答えられた。

 昨日の朝、一人でこの箇所を思い巡らし、財産の無い私に対しては、イエスは何を求められるのだろう。「神様、私の場合は何なのでしょう？」と祈った。

そして会社に出社し、スタッフの祈り会でこの箇所から語り、それぞれが捨てにくいものを分かち合った。「僕は、分からないんだよね。」と言うと、それぞれ、自分の弱さを分かち合ってくれた。すると、自分のことについても気づきが与えられた。

 私は、人のペースで歩くことが苦手なのだ。端的に言えば、何人かでツアー・団体行動をすることが苦手。マイクロバスで伝道旅行とか、「堪忍しとくれやす」と思ってしまう。実に「マイペース」を握っているのだ。

しかし当時、イエスについていくとは、ペテロやアンデレ、ユダなどと団体行動をしなければならなかった。私の場合、「イエス様だけに付いて行くのはいいけれど、他の弟子と一緒だと面倒くさい」と思ってしまう。これでは、主に「わたしについて来なさい」と言われても、実際、無理である。

 改めて自分の弱さを教えられ、聖霊の助けを求めて祈った。そして、朝の祈りは、こういうかたちで応えられた。